ヒスタミンに対しては抗ヒスタミン剤という薬があります。ところがこれにはやや副作用があって眠くなります。受験生だと眠くなるのは最悪の副作用です。これは非常に気の毒で、どちらにしろ集中できません。つまり、ヒスタミンが主な原因の人は抗ヒスタミン剤を飲めば、ゼンソク、アレルギー、花粉症は治ります。しかし、現在こういう医薬品で治らないアレルギー疾患、花粉症の人がたいへん増えてきています。一般に、魚を食べている量が減っていることと、炎症、アレルギー疾患の発生率が高くなっているということと非常に相関性が高いといわれています。また、魚を食べている地方にはゼンソクが少ないともいわれています。これは魚食中心のエスキモー人たちもそうです。日本でも農村と漁村を比較すると漁村ではアレルギー性疾患が少ないといわれています。そういうことから、たぶん魚の中のEPAもしくはDHAに、抗アレルギー作用があるだろうということは前からいわれていましたが、正確な証明はできませんでした。EPA、DHAには抗ヒスタミン作用はないようです。ロイコトリエンを抑える作用は、現在研究中です。
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