応対センス、サービスセンスがもともとよい人は、患者さまや同僚から愛され慕われる看護師に成長しますが、そうでないタイプの人は、対人トラブルメーカーやまわりの人たちに不快感を与える存在になってしまいます。そういった人たちは、個人としてはとても純朴であったり、よき家庭人であったり、ということも多いのですが、人格の面で誤解を受けたり、仕事の能力まで低く評価されたりと、職業人としては損をしています。ベテランや中堅職員の同期である人たちを比べたとき、応対レベルに雲泥の差がついてしまっている原因の一つには、最初に形を指導されなかった、あるいはその機会があってもフォローアップ、レベルアップの機会がなかったということがあげられます。相手の心理状況や感情を敏感に読み取って適切な対応ができる人もいれば、対人センスの悪い鈍感な人もいます。こういった個性ある人々に、ある程度まで質のそろったサービス提供を求めるには、組織として基本的な形を責任をもって教え、身につけてもらう必要があります。
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