人材派遣のシステムも、いまや、完全に企業の一ジャンルとして定着した。登録者のなかから、会社の人材ニーズに副う、専門職を持った人材を派遣する。いわば人材を商品とする企業だ。必要なとき、半年とか一年とかの必要なだけの期限契約ができるメリットがあるため、この派遣システムは、各企業にも重宝がられ、好意的に受けとめられている。登録者を見ると、転職事情を反映して、転職がむずかしいといわれる中高年の志願者が多く、中高年の派遣だけを専門にする派遣会社もあるほどだ。この層は即戦力となるスペシャリストとしてのキャリアが豊富な、いわばベテランで、繁忙期だけ、あるいは新規事業の定着までといった企業のニーズにうまく合致する。この派遣先で、意外に多いのが「仕事ぶりがみごとだし、部長待遇で優遇しますから、正社員としてきてくれませんか」といった、転職のケース。短期間のなかで。人材としての能力を認められるわけだから、このケースでは、十中八九が再就職を決意する。派遣会社にとっては、貴重な稼ぎ手の商品を失うことになるわけだが、とくにトラブルになることはない。有能な人材には、企業の目は敏感に反応するというあらわれだが、そこで転職のさいも、ただ失業の状態で手をこまねいているよりは、この人材派遣センターに籍を置いてみるのも損ではない。三ヵ月、半年、といった単位であちこちの会社を動き回ることになるが、仮に「派遣会社に二年いました」という場合でも、これは履歴書をよごすことにはならない。一生懸命やってハントを待つ、そうはうまく事が運ばないまでも、派遣先の会社に魅力を感じたら、自分を大いに売り込んで本採用を願い出てみ転職へのチャンスを広げるという目的を持って、この人材派遣のシステムのように積極的に活用していくのも、転職を成功させるひとつの方法ということができる。
[参考サイト]
神奈川の転職情報
http://www.r-agent.co.jp/kensaku/kinmuchi/kanagawa/
大阪の転職情報
http://www.r-agent.co.jp/kensaku/kinmuchi/osaka/